免許取得の流れ

運転免許の種類と規定時限数

一口に運転免許といっても、普通・中型・大型などの区分の他、MT(マニュアル・トランスミッション)とAT(オートマチック・トランスミッション)限定の区分があり、教習に必要とされてる規定時限数が違います。自分に必要な免許はどちらの免許かをよく考えてから選びましょう。

例えば、仕事で車を使う予定のある方や、スポーツカーに乗る予定の方にはMTがオススメです。 逆に、2000年度の時点ですでに乗用車の90%以上がAT車です。(社団法人日本自動車販売協会連合会調べ)特別な理由が無い場合はAT免許で十分かも知れません。 しかし、MT免許を取っておけばMT車・AT車両方を運転できるので、未だにMT免許は根強い人気があります。

申込みから免許取得まで

申し込み完了後、お伺いしている住所宛に案内資料を送付しています。 まずは案内資料を見て、合宿に必要な物の用意・交通手段の確認をしましょう!

教習所入校時に全車種共に、視力適正検査があります。※視力確認が不適正になると入校できなくなりますので、事前の検査・視力が満たない場合、視力矯正器具(メガネ・コンタクト)のご用意をお願いします。

{普通免許に係る入校資格}         

★聴力に障害をお持ちの方は、事前にご相談ください。         

★身体に障害をお持ちの方は、事前にご相談ください。又は、お申込前に各都道府県の運転免許試験場(運転適正相談窓口)にて適正検査相談をお受けください。         

{普通免許以外に係る入校資格}         

★中型免許・大型免許・大型特殊免許・牽引免許又は自動二輪免許については「10mの距離で、90dbの警音器の音が聞こえること(補聴器により補われた聴力を含む。)」         

★二輪免許については、「補聴器を使用しないで10mの距離で、90dbの警音器の音が聞こえること」         

{中型免許・大型免許・大型特殊免許又は牽引免許に係る入校資格}         

★深視力検査において誤差値が2cm以内であること

入校日になったらいよいよ出発です。(※教習所によっては前日出発や前日入校もあります。) 乗換えに迷ったりするかも知れないので、時間に余裕を持って出発してください。 集合時間に集合場所に間に合わないと、入校できない場合もありますのでくれぐれも注意!

適性検査

教習所に着いたら、まず入校前に取得する免許の『教習を受講する資格』があるかどうか確認します。 全車種共に、基準以上の視力があるかどうか※視力確認が不適正になるとメガネ作成等、お客様のご負担になりますので、事前の検査をオススメします。青赤黄色をきちんと判別できるかどうか、バイク免許の場合は倒れたバイクを引き起こしたり、押して歩けるかどうか、大型車や二種免許等などは深視力も検査します。 また、運転に関する状況判断や行動の正確さなどを自覚していただく検査も行います。

第1段階

検査が終わればさっそく教習です。教習所の場内コースを利用して教習が始まります。 また、実際に車を運転する【技能教習】の他に、ドライバーとしての心構えや交通安全の基本知識などを【学科教習】で学びます。 操作方法と基本的な運転技術、道路を走るのに必要な知識を学びましょう。 (第1段階では技能教習は1日2時限まで受講可能です) 全てを受講したら、『技能修了検定』と『仮免学科試験』を受けます。

技能修了検定(修検)・仮免学科試験

第1段階で学んだ技術と知識をしっかり習得しているかどうか、検定および試験を行います。 合格すると仮免許証が発行され、『仮免許練習中』というプレートをつけての路上教習が可能になり、ドライバーとしての第一歩を踏み出します。 (※二輪免許など一部の免許では場内コースの教習のみで、第1段階、第2段階終了後、『技能卒業検定』となります。学科の試験は、公安委員会の運転免許試験場での学科試験のみとなります。)

第2段階

仮免許を取得したら、ついに公道デビュー。路上に出ての教習です。 一般道での様々な交通状況に応じた運転技術を身につけるとともに、高速道路での教習や危険予測といった、実際の運転に即した教習が行われます(技能教習は1日3時限まで受講可能です)。

技能卒業試験(卒検)

第一段階、第二段階での場内および路上の技能教習で学んだことを確認する総合的な技能卒業検定(卒検)です。 これに合格すると、卒業証明書が交付され、自動車教習所を卒業です。心を落ち着けて試験に挑みましょう! 合格後は住民票のある都道府県で、公安委員会の運転免許試験場での学科試験『本免学科試験』を受講し、これに合格すると待ちに待った『運転免許証』の交付となります。